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『慟哭』貫井徳郎

慟哭 (創元推理文庫)
慟哭
貫井徳郎/東京創元文庫
連続する幼女誘事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する――新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破した、鮮烈デビュー作。

人は耐えがたい悲しみに慟哭する

幼女誘拐事件の続発。行き詰まり難航する捜査。新興宗教問題、現在の家庭のあり方。今の時代の色を暗く重く塗り重ねてゆく。そして待ち受ける驚愕のラスト。
うーん、すごいや。何か切ないですね。安定していない精神状態で読んだので結構衝かれました。痛々しくて重くのしかかってきた作品。秀逸です。

読了日:2000年11月21日
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