図書館本と書きつつ、借りたのは「別冊文藝春秋」(
2008年1月号)だけ。
角田さんと桜庭さんの対談が読みたかったのと、万城目さんの新連載に興味あったから。
貸し出し解禁になるまで待ってました(雑誌の最新号は貸出不可ですもんね)。
対談面白かった〜。桜庭さんの読書の幅やその歴史に改めてほぇ〜となるんですが、桜庭さんが影響を受けた10冊はさすがすごいわ、と感心しきり。
この中の倉橋由美子さん『聖少女』、最近新潮文庫から改訂版が出たのですよね。これは読みたい、是非読みたい。『聖少女』の内容を読むと、どうしても桜庭さんの『私の男』を思い起こしてしまうんですが、影響されているってことは意識されていたのかも。
『雪の断章』も以前に気になる作家で書きましたが佐々木丸美さんの作品で、こちらも館シリーズ共に読みたいと思っているところ。…と書いて一体どんだけ月日が流れたことか。今年中にはどれか1冊でも読みます!(危ういが宣言しとく)
そして角田さんが影響を受けた10冊のモモちゃんシリーズは私も影響受けたし、好きな作品。後「クレヨン王国」シリーズとか「だれも知らない小さな国」とか。ああ、懐かしい。
サリンジャーは『ライ麦畑でつかまえて』も好きですが、『ナイン・ストーリーズ』や『大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア-序章』も大好き(というか、より好き)。
そして尾崎翠さん。倉橋さん同様読みたいと思いつつ機会がなかった作家さん。先日書店でちくま文庫から尾崎さん本を見かけたのでどれか入手して読んでみたい。
お二人の対談を読むだけでますます読みたい本を増やしていると言う、本好き同士のお話しはわくわくさせてもらえるけど、お財布も軽くなると言う、嬉し悲し。
対談以外にお目当てだったのが万城目さん。新連載の「プリンセス・トヨトミ」読み始めたら…おおおっ!これが大阪を舞台にしたやつですか。
京都(鴨川ホルモー)→奈良(鹿男あをによし)→大阪(プリンセス・トヨトミ)となるわけですか。わー雑誌で読んじゃったら続き気になってしまうなぁ。
で、
最新号。
新連載に有川浩さん、三浦しをんさん、東直子さんのお名前。
有川さんは「三匹のおっさん」。え?おっさん?おっさんが主役なのか。これはこれでどんな内容なのか興味あり。有川さんなんで面白いはずだ。
しをんさんは「まほろ駅前番外地」。あ、直木賞を受賞された『まほろ駅前多田便利軒』実は未読です。未読です、って書くの恥ずかしいなぁ、なんて思うけど事実なので仕方あるまい。これはいい機会だから借りて読んでみます。で、番外編?続編?に備えようと。
東さんは紡ぐ世界観がとても好きなので今回はどんな風か楽しみ。
そしてガリレオ探偵の最新作もだー。
また貸出解禁を待つ、かな。読めるのは来月か。
今年の別冊文藝春秋の表紙、コイヌマユキさんのイラストがかわゆいですね。
⇒ ちづ (04/28)
⇒ 苗坊 (02/03)
⇒ かりさ (01/10)
⇒ タコ焼き (01/07)
⇒ かりさ (12/27)
⇒ みこ (12/25)
⇒ かりさ (12/09)
⇒ みこ (12/06)
⇒ みこ (12/05)
⇒ かりさ (12/01)