ひなたでゆるり

読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ

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『 鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』フジイキョウコ

鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学 (P-Vine Books)
鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学
フジイキョウコ/ブルース・インターアクションズ
花のような星のようなお菓子のような自然界の石たち。
イマジネーションひろがる美しい色と形。
何億年もの時が創りだした、摩訶不思議なミネラルワールド集めました。

鉱物を薔薇に見立てた表紙に、鉱物好きならばそのまま素通り出来るはずがありません。
手にとって本を開けば好きの気持ちがさらに高まって恋に変わってしまうはず。
美味しそうなお菓子のような鉱物など奇跡の産物に惚れ惚れ。

鉱物についての説明もきめ細やかで、登場する小説の一片を紹介し、そのタイトルまでも美しく想像豊かに鉱物世界へ導いてくれます。
例えば「地界古書」「墜ち羽」「玻璃の翼」「ミルフィール時間」「月下の滝」など。
鉱物好きにはたまらない1冊。
鉱物に興味のある方には是非ともこの美しい石たちの姿を見て欲しいです。

私が持っているのは、ふわふわ綿毛をまとったオーケン石、翠色ジュレのような方解石、
淡いピンク石に薄い層が踊るピンク霞石。
先日新たに仲間入りした月長石と白雲母。

こちらが先日お迎えした鉱石たち。

月長石と白雲母。
小さな標本函に眠る小さな鉱石たち。【鉱石標本函《月と雲》】

読了日:2011年10月26日
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『鉱物アソビ 暮らしのなかで愛でる鉱物の愉しみ方』フジイキョウコ

鉱物アソビ 暮らしのなかで愛でる鉱物の愉しみ方 (P-Vine Books)
鉱物アソビ 暮らしのなかで愛でる鉱物の愉しみ方
フジイキョウコ
かわいい雑貨を集めるように、四季折々の花を飾るように、暮らしのなかで、石と戯れる。
宝石よりも愛おしくなる美しき、ミネラルワールド。宮沢賢治、澁澤龍彦、稲垣足穂など、多くの趣味人に愛されてきた鉱物の世界へ、ようこそ!

もう幾度となく眺め、その度に鉱物たちに心惹かれ鷲掴みにされる本。
鉱石好きにとってうふふ、むふふな本。

鉱物が高嶺の花ばかりでなく、暮らしの中に雑貨のように何気なくそこに置く提案もされていて鉱物が身近に感じられます。
鉱物に出逢える場所や扱い方、戯れ方などもあって美味しいアソビがぎゅっと詰まっているお菓子箱のような本です。
そして鉱石への思いを芽生えさせてくれた宮沢賢治や稲垣足穂の世界にまた触れたくなります。
小さな石を愛でることは石好きにとってはこの上ない癒しであり心和むことなのです。

読了日:2011年10月26日
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「Pooka+―酒井駒子 小さな世界」

Pooka+―酒井駒子 小さな世界
Pooka+―酒井駒子 小さな世界
学習研究社
今や定番となった『よるくま』(偕成社)、ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)で金牌を受賞した『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)、名作を見事にリメイクした『ビロードのうさぎ』(ブロンズ新社)…。日本のみならず、世界からも新作絵本が待ち望まれる絵本作家・酒井駒子さんの作品は、まるで天からの贈り物のよう。子どもから大人まで心をとらえて離さない物語と、静ひつさをたずさえた芳醇で美しい絵。彼女の紡ぎ出す魔法に包まれた箱庭のような小さな世界を、酒井さんが自ら考えた10の言葉に導かれながら、一緒に旅しましょう。

酒井駒子さん特集。やっとやっと読めました。
もう〜ぎゅうぎゅう抱きしめたいくらい愛らしい!
酒井さんの暮らしや好きや生い立ちなどが読めることも貴重(幻のお仕事も!)。
表紙カバーイラストを手がけられた作品リストは嬉しい。
本棚がうっとりするくらい素敵でじぃっといつまでも背表紙眺めてしまう。
酒井さん好きだーの気持ちをさらに高める1冊です。

書きおろしの「お人形さん」が好き。
物憂げな表情、夜のように黒の背景、どこか寂しいけれど温かな雰囲気、
酒井さんの紡ぐ世界はこんなにも愛おしい。

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「エドワード・ゴーリーの世界」

エドワード・ゴーリーの世界
エドワード・ゴーリーの世界
柴田元幸 江國香織 浜中利信/河出書房新社
2000年、2001年と読書界に話題を巻き起こしたエドワード・ゴーリーの絵本。カルト作家の魅力とユニークな活動のすべてを初めて紹介する日本オリジナル編集。コレクター浜中利信提供による図版・イラストを多数収録。

ちょいとここ最近ゴーリーの絵本にはまっておりまして(しかもコレクター欲がふつふつと)、まだ全作品は読んでませんけどゴーリーの世界ということで読んでみました。
困りました、ますますゴーリーに惹かれてしまった。
彼の生み出す不条理な世界も魅力的ですけど、その人物となりも秘密めいていて興味湧く。
ミステリ小説を愛し、中でもアガサ・クリスティが大好きでその敬愛ぶりがうかがえる発言も。
ゴーリーの作品がカラーで紹介されているのが嬉しい。
未訳の作品も気になるものがたくさんで、(可能なものは)是非とも翻訳して欲しいな、と。

濱中さん、江國さん、柴田さんの座談会は読み応えあり。
それぞれ抱くゴーリーへの愛が語られていて、未読の作品を今すぐにでも読破したい!と気持ちが高まります。
そして、「ミステリーは読み捨てるものじゃない。読み返すものだ」のゴーリーの言葉にミステリへの愛が感じられます。
まさにゴーリーの世界がぎゅっと詰まった1冊でこれはずっと大切に読みたい。

読了日:2010年3月8日
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『scope』桑原弘明作品集

Scope
scope
桑原弘明作品集/平凡社
小さな箱の中に封じ込めた、幻想的でノスタルジックな部屋や庭の模型を、箱の小窓から覗く「スコープ」と称される作品群と、オルゴールや時計などにネジや発条を組みこんだミニアチュールのオブジェ作品を掲載。

自分へのクリスマスプレゼント本(自分へのプレゼント〜といつもならば手の出ない本をえいやっ!と買えちゃう、というか思い切って買ってしまうのだ)は、『スコープ少年の不思議な旅』にしよう、と決めてから桑原さんの本を調べてみたら偶然にも新刊が出るとのことで、それでしたらこれは良い機会かも〜と新刊『scope』も一緒に購入。
大正解でした!

『スコープ少年の不思議な旅』からさらに高みに達した豪華な作品集。
巖谷さんの小説がないのは寂しいのですが、スコープの中の世界がより一層じっくり丁寧に見ることが出来るのは嬉しい。
美しく装飾された箱からどんな世界が存在しているのか、覗き込む楽しさも味わってみたい。出来ることならば桑原さんの作品展にも足を運んで行ってみたかったのですが、なかなか今の身では自由になれず諦めました。
時間を紡ぎ作られたスコープの世界はその緻密さに圧倒され、独特な世界観から確かに芽吹いている想像の種を膨らませ、この箱の小宇宙に魅せられて。目眩のしそうな繊細なパーツ、素敵なアトリエにもうっとり。
今も時を紡ぎ桑原さんの世界は創られているのでしょう。

「ある晩の出来事」は何となく小川洋子さんの『猫を抱いて象と泳ぐ』のリトル・アリョーヒンの世界を感じられて(全く個人的な想像です)好き。
一つ一つの幻想世界にまたもや魅せられて離れ難く、いつまでも浸っています。

読了日:2009年12月25日
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『スコープ少年の不思議な旅』

スコープ少年の不思議な旅
スコープ少年の不思議な旅
巖谷國士・文 桑原弘明・作品 /パロル舎
スコープ少年とは誰だろう?誰しも目の前にスコープがあれば、つい覗きこんでみたくなる。スコープをめぐる幻想旅行譚。

自分へのクリスマスプレゼントとして選んだ本です。
もうずっとずっと以前から気になっていて手にしてみたかった本だったので、念願叶った嬉しさでそれはそれは大切にページを繰りました。
本を開いた瞬間からスコープを通した幻想世界が広がっていてうっとり。狭い箱の中で存在する世界はまるで宇宙のように無限で、尽きることのない想像の旅に誘ってくれます。
もうもう飽きることなく夢中になって眺めています。

朝の光、昼の光、夜の光、射しこまれる光の角度や方向によって変化する世界。
そこはまさに不思議な世界への旅なのでした。添えられた巖谷さんの文章がまた素敵なのです。愛おしい本です。

お気に入りは冒頭の「Alice」、足穂が出てきてにんまりな「微かな記憶」、太古からの時間紡ぐ洞窟「滝」、廃墟の空間から新たな予感生まれる「ねじれた記憶」、寝静まる夜から物語が始まりそうな「月の光」。
時間をかけて製作された作品を愛しむように私もゆっくり何度も眺めてみるのです。

読了日:2009年12月25日
かりさ | ジャンル別(その他) | comments(0) | trackbacks(0) | 

SF本の雑誌

SF本の雑誌 (別冊本の雑誌 15)
SF本の雑誌
/本の雑誌社

SFものは敷居が高くてなかなか読まないのですけど、でも憧れはあるのです。
てことで、私にとっての入門書になればいいなぁ、と手に取りました。

いやはやとーっても参考になります。
深く考えずにコレ読みたい!って本を片端から読んでいけばいいんだよね、うんうん。
…と少し気が楽になりました。
いや〜読みたい本がわんさか増えてしまって嬉しい悲鳴。
未知なる世界を思うときはいつだってドキドキわくわくさせてくれるものです。
何だかもう暇さえあれば開いてふむふむ読み耽っております。
そして円城さんの短編「バナナ剝きには最適の日々」が秀逸。

円城さんの作品ちょいと興味持ち始めています。
どれから読もうかなぁ。

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Boy’s Surface (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション) オブ・ザ・ベースボール
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『本棚』

本棚
本棚
ヒヨコ舎
あの人の本棚はおもしろいーー。歌人、漫画家、小説家、絵本作家、翻訳家、イラストレーター、書評家と、いまをときめくクリエイターの中でも「本好き」で知られる人たちの本棚を拝見。本への思いをインタビューと写真で紹介します。
他人の本棚ってすごく気になります。友人宅にお邪魔してリビングに本棚なんかがあったりするとちらちらと気にして見てしまいます。あんまり人の本棚をじっくり見るのって失礼よね、なんて遠慮がちに。結果、自分の好みと似た背表紙を見ることはなく、したがってそこから本の話が広がるってことはなく。リアルの友人とは本の話ししたことがあまりないなぁ。それはそれで寂しい。

人の本棚がえらく気になる!って私にはこの『本棚』って本はもう興味津々。しかも作家さんの本棚ですもん、一体どんな本を読まれているのか、どんな本を大切にしているのか、その興味は尽きません。
ここに登場する作家さんの中で私の本棚と近いのは川上未映子さん。川上さんは色褪せた古い本も大事にされていてその雰囲気、佇まいは凛として美しく、川上さんの本に対する深い愛を感じます。最初に買った本がヘルマン・ヘッセというのにも共感持ちましたし。
私も初めて買った文庫はヘッセの『車輪の下』でした。

桜庭一樹さんの本棚はあ〜これこれ!って喜々とするものが多く、こちらも私も好きな本が収められていたり。特に創元推理文庫のとこは同じく我が家の本棚に並べられている作品たちがあって自分の本棚を見ているみたいでした。
圧巻だったのは大森望さん!ミステリ好きには胸ときめく本がズラリと並べられていて、きゃぁきゃぁ言いながらこれまた堪能。いやはや蔵書の多さにビックリです。
喜国雅彦さんの本棚もうっとり。それはもう喜国さんですから蔵書も素晴らしく、そして本棚に並ぶ本も美しい。きっちりと本の背丈が合わさって背表紙の色にも統一感がある(セピア色の古書だから、ってだけではなく)。これはもうこだわりをひしひしと感じます。
それにしても古書って何でこんなに魅力的なんでしょうか。見ているだけでも恍惚としてしまうのに、実際自分の本棚に古書がずら〜っと並べられていたらもう見るたびにキュンとしてしまいます。

一番私が美しく、素敵!と思った本棚は穂村弘さん。ちらちら見える可愛らしい表紙や色に惹かれます。穂村さんの「可愛いものが好きで、それは本だけじゃなく紙ものとかデザインもなんだけど。」ってところ、うんうん、と大きく頷きながら読んでいました。可愛い印刷物。そうなんです、本が好きって読むのも好きだけど本そのもの、本の形を成す紙だったり装丁だったり、フォントだったり、そういうものに惹かれて手にとってしまう。そうして自分の手元に置いて愛でたい、って気持ちがむくむくしてくる。そういう本は絶対手放せません。
引越しでずいぶんと本を手放してきましたが、それでも私の愛する本たちはずっとずっと私の人生と共にあってくれる、あって欲しいと思うわけなんであります。

そうそう、私が一番理想とする本棚。映画「間宮兄弟」に登場する兄弟のお宅にある本棚。リビングの壁一面に配置された本棚。あれは理想です。憧れです。

【登場する人】
石田衣良/宇野亜喜良/大森望/角田光代/金原瑞人/川上未映子/喜国雅彦/桜庭一樹/
長崎訓子/中島らも/穂村弘/みうらじゅん/山崎まどか/山本幸久/吉野朔実
かりさ | ジャンル別(その他) | comments(11) | trackbacks(2) |