ひなたでゆるり

読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ

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加納朋子作品BEST3

トラキチさんの「My Best Books!」…伊坂さん、恩田さんに続いて加納朋子さんのベスト3作品。先ほど投票してきました。
とは言いながら実は5冊しか読んでいないのですよ…(あ、さっき投票のコメントで4冊と書いたけど「ささらさや」も読んでた(汗))。
その中からのベスト3は以下のとおりになりました。

1位『いちばん初めにあった海』
4048729950いちばん初めにあった海
加納 朋子
角川書店
1996-09

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2位『スペース』
4488012981スペース
加納 朋子
東京創元社
2004-05-31

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3位『ななつのこ』
4488426018ななつのこ
加納 朋子
東京創元社
1999-08

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1位は今のところ一番好きな作品。他作品から比べると異色な感じなこの作品が切なくて良い。
2位は「ななつのこ」よりも「魔法飛行」よりもずっと好きなんです。サイン本を買ったのですが、加納さんのハンコが可愛い♪
3位は加納作品の中で一番最初に出会ったもの。こういうミステリもあるのか!と気持ち良い驚きでした。でも私の中での1位にはならないのですよねぇ。

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加納さん作品もっと読みたいなぁってことで未読作品を覚書(刊行順)。

『掌の中の小鳥』
『ガラスの麒麟』
『月曜日の水玉模様』
『沙羅は和子の名を呼ぶ』
『螺旋階段のアリス』
『虹の家のアリス』
『コッペリア』
『レインレイン・ボウ』
『てるてるあした』

掌の中の小鳥 ガラスの麒麟 月曜日の水玉模様 沙羅は和子の名を呼ぶ 螺旋階段のアリス 文春文庫 コッペリア レインレイン・ボウ てるてるあした 虹の家のアリス虹の家のアリス
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『スペース』加納朋子/東京創元社

4488012981スペース
加納 朋子
東京創元社
2004-05-31


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クリスマス・イブを駆け抜けた大事件のあと、大晦日に再会した瀬尾さんと駒子。ふたりのキーワードは“謎”。『ななつのこ』『魔法飛行』に続く、待望久しい駒子シリーズ第三作。

『スペース』読了。
『ななつのこ』、『魔法飛行』に続く第3作目。もう〜最高に素敵な作品でした。スッキリ晴れ渡る青空のような清々しさで読み終えました。心憎い演出というのかな。もうお見事!と唸ってしまうくらい綺麗に終りました。

この『スペース』だけでも独立しているので大丈夫ですが、加納さんが前書きで書かれているようにやはり前作2冊を読み終えてからのほうがオススメです。 …かく言う私は『ななつのこ』はそれとなく覚えているものの、『魔法飛行』はスッカリ忘れていた模様。読了後前の2冊パラパラと読み返しました(笑)。

疲れている精神にこれをお薬にしても良いかも。反対に苛立つ可能性もあるかもなので逆効果かもしれませんが。自分が精神状態によっては駒子シリーズ、ダメな時もあるんです。

読了日:2004年6月21日
かりさ | 著者別か行(加納朋子) | comments(2) | trackbacks(2) | 

『いちばん初めにあった海』加納朋子

4048729950いちばん初めにあった海
加納 朋子
角川書店
1996-09

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「私、人殺しなの…」幼い頃の罪の記憶を抱えたふたりの女性は、日常の狭間に見え隠れする愛と生命の尊さを通じて再生してゆく。胸いっぱいひろがる、ぬくもりあふれたファンタスティック・ミステリー。
『いちばん初めにあった海』読了。あぁ、久しぶりに良書を読んだなぁ、と実感した作品でした。表題作の「いちばん初めにあった海」は淡々とした中にもそこに見え隠れする、得体の知れないものの正体をつかもうと先へ先へと進みたがる自分と、ふうわりふわりとゆったりなびいていたいと感じる自分とが存在していました。その相反する感情がもどかしくて、でも切なくて、感情のコントロールがきかなくなってしまっていました。ラストはホロリ。もう一編の「化石の樹」。これは初めはもう退屈で退屈で、一体これがどうなっていくのか、その変化が見出せずにいました。が!それでも耐えて読み進んでいくうちにどんどんと引き寄せられて夢中になっている自分がいました。優しい文体に潜む残酷さ、痛み、切なさ、そういう異質なものが妙に相まって共鳴しているようでした。読み進むうちにするすると気持ちよく解かれてゆきます。装丁も美しい、心安らぐ作品です。 (日記より抜粋)

読了日:2001年7月5日
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