2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
新種の桜造りに心傾ける植木職人、乱歩に惹かれ、世間から逃れ続ける四十男、開戦前の浅草で新しい映画を夢見る青年――。幕末の江戸から昭和の東京を舞台に、百年の時を超えて、名もなき9人の夢や挫折が交錯し、廻り合う。切なくも不思議な連作物語集。
本棚についての、本棚をめぐる、本棚のあれこれを考える本。背中が語るとっておきの本の話。
おちこんだり、かなしいことがあったとき、元気をくれるすてきな場所「すずめいろ堂」。すずめいろ堂の魔法の時間には、心がわくわくおどりだすような、ふしぎなことがおこります。
11歳年下の妹が生まれた夜、ゆりは、ラッコのぬいぐるみのプリンと、ふたたび話ができるようになった。少女の繊細な心の世界と成長を、しなやかな筆致で透明感豊かに描いたファンタジー。
寄宿舎と授業塔を往復する、単調だけれど静かな生活。だがニコルは、自分がニコルではないことに気づいてしまった。修道院学校の忌まわしい秘密とは? ミステリアス・ファンタジー。第5回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。
宮沢賢治、イギリス海岸、光原社の中庭、ホームスパン、北上川、小岩井農場のソフトクリーム、双子のサイロ、じゃじゃ麺、遠野の風、雪の浄土ヶ浜…イーハトーヴをめぐる六つの物語。
突然亡くなったれい子さんには、別の顔があった。私はその謎を探るべく、れい子さんになり代わろうとした。文學界新人賞受賞作。
孤独死した会社の先輩であるれい子さんを辿る旅、回想を交えての「わたし」の彼女への思いはとても温かく救われる。一方で孤独、死、という言葉がポトンと心に重しが落ちて、また風化というタイトルも切実で。
「海行き」の女友達2人が男友達に会いに田舎へ帰る旅。学生時代の思い出を語りながら思いながらの場面がとても良い。
私の昔を知る友達に会いたくなってしまったなぁ。
ちゃんと私を覚えていてくれているだろうか、なんてしんみりしてしまった。
読了日:2009年6月10日
広大なお屋敷の鬱蒼とした庭の離れに、アトリエを構えるひとりの裁縫師。彼は、富豪のお抱えとも、息子だとも、愛人だとも噂されていた。ある日、9歳の「わたし」は、自分の服をあつらえてもらうために、母に連れられて裁縫師のもとを訪れる。採寸され、数日後にひとりアトリエを訪れた「わたし」だったが…。禁断の恋に身を任せる幼女を描いた「裁縫師」ほか、詩情とエロティシズムあふれる新感覚短篇5篇を収めた珠玉の小説集。
推理作家の白瀬は、とっても気弱な友人・音野順が秘める謎解きの才能を見込んで、仕事場の一角に探偵事務所を開いた。今日も白瀬は泣き言をいう音野をなだめつつ、お弁当のおにぎりを持った名探偵を事件現場へ連れてゆく。「踊るジョーカー」「時間泥棒」「見えないダイイング・メッセージ」「毒入りバレンタイン・チョコ」「ゆきだるまが殺しにやってくる」5編の連作短編集。
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