2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
交通が遮断され、電気も電話も通じていない陸の弧島で雪に閉ざされた山荘、そこに集められた面々。スターウォッチャー、UFO研究家、売れっ子女流作家、そのマネージャー、女子大生等々冬の夜空に瞬く星の下でロマンチックな夜を迎えていたはずなのに。雪に残された足跡など残されたものからどう謎解きするか。長編なので結構途中だらけてしまう感もあるかもしれませんが、人物たちが面白く描かれていて個性的なのでその辺を感じさせないところはさすが。
次々と起きる殺人事件…読者に真っ向勝負を挑む本格長編推理
静かな地方都市で起きる連続通り魔事件。犯行ごとにバラ撒かれる、自称「犯人」からの怪文書。犯人の真の目的は-。互いに無関係の被害者達を結ぶ、ミッシング・リンクは存在するのか?タイトルの「壺中の天国」が一体どんな意味を成しているのか、冒頭の怪しげな、けど、ワタシにはかなりツボな電波を訴えるビラの真意は?次々と起こる不可解な事件。その共通性は?犯人は?展開的にはガーッと突き進んでいるわけでないので、スピード感はありません。常に緩やかに穏やかに物事が流れてゆく感覚です。でもその先に待ち受けているであろう展開が待ち遠しくて夢中でページ繰っている自分がありました。いやはやそれにしてもアレがアアとは。そしてコレがコウとは。どんでん返しのような派手さはないけど、でもそれに似た騙されたみたい…(ちょっと消極的)という感覚が残る作品でした。
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