2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
魅力が暴走している!?ああ、栗田さんの世界だ。このへんてこりんでユニークな世界に今回も魅了されました。突き放されそうで、でもすぅ〜と寄り添いぴたりと肌に吸いつく感覚がとても心地良い。
生き物をテーマにした10の物語集。手を握ったひとの未来が見える占い師の身に起こったこととは?(サラブレッド) 優秀でかわいい秘書は、研究室に大きな水槽を持ち込んだ(あほろーとる)。夫の出世で住むことになった社宅には不思議なサークル活動が(猫語教室)。などなど、面白さてんこ盛りの栗田有起ワールド。
泣いて、笑って、びっくりして、しみじみして、夢中になって、幸せになる。
しあわせな眠りを提供する不思議なホテルの物語。オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン…地下13階建ての会員制契約型宿泊施設。最高の眠り、最良の夢を提供するホテル。眠りが浅く、悪夢にうなされる方にピッタリのホテル。あ〜こんなホテルの会員になりたい、始終そう思いながら読みました。
チェックイン、日没後。チェックアウト、日の出まで。最良の眠りを提供するホテルのフロントに職を得た「誘眠顔」の希里。閉鎖された家族関係にも変化が…。日常からほんの少し乖離した世界の物語。
恋は自由を奪うけれど、恋しい人のいない世界は住みづらい。叶わぬ恋におちてしまった仕立て屋・テルミーの切なくも前向きな姿を描いた「お縫い子テルミー」と「ABARE・DAICO」の2作を収録。驚いた。『ハミザベス』からこんなにも化けるものか。特に「ABARE・DAICO」が秀逸。素晴らしいです。あ、順番にいきましょうかね。
20歳目前のまちるは母と二人暮らし。死んだと聞いていた父が、今度は本当に死に、マンションの一室とハムスターが転がり込んできた。明かされる出生の秘密と淡い悲しみ。第26回すばる文学賞受賞作
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