2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
21世紀にもつながるキリスト教vs.イスラム教、対立の原点。聖地奪還のための大遠征はどう始まり、どう戦われ、どう破綻したのか。美しく精緻な版画に付した簡潔な短文で描かれる十字軍史、最高の入門書。
チューバ。でかい、重い、音がやたらと低い。この世に楽器はあまたあるのに、なんで私はこんなものを吹いているんだろう──。チューバのごとくでかく、不器用で無愛想な女子が、いつしかこの楽器の音に魅せられ、音楽にのめりこんでいく。そして訪れる奇跡の夜! 音楽のようにうねる文体が選考委員からも絶賛された受賞作に、渾身の書き下ろし作品「飛天の瞳」「百万の星の孤独」を併せて収録。
なんの前ぶれもなく、眠るがごとくに珠名姫がみまかったと思われたのは彼女の14歳の年であった。夜のように深い昏睡の底で、姫はそのとき深海魚の夢のような夢を見ていた…。短編を幻想的な大人の絵本につくり上げる。
庵堂家は代々、遺体から箸や孫の手、バッグから花火まで、あらゆる製品を作り出す「遺工」を家業としてきた。長男の正太郎は父の跡を継いだが、能力の限界を感じつつある。次男の久就は都会生活で生きる実感を失いつつあり、三男の毅巳は暴走しがちな自分をやや持て余しながら長兄を手伝っている。父親の七回忌を目前に久就が帰省し、久しぶりに三兄弟が集まった。かつてなく難しい依頼も舞い込み、ますます騒がしくなった工房、それぞれの思いを抱く三兄弟の行方は?
第15回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。
「私は、0.0001%の運命を背負って生きているの」――大学院で曾根崎心中を専攻する僕に、幼馴染の恋人はある秘密を打ちあけた。サヨナラを言えば、2人は幸せになれるかもしれない……それでも僕の心はこう叫ぶ。絶対に、彼女じゃなければ、ダメなんだ。今すぐ大好きな人に会いに行きたくなる、極純のラブストーリー。もしかするとここに引用した帯の紹介文で手に取った人は誤解を受けるかもしれない。難病を背負った恋人との切ないやり取り、号泣もののラブストーリー、なんて思ってしまうかもしれない。読めば分かる。ラブストーリーなどという言葉では語りつくせない深い深いものがここにはある。泣かせようなどと同情的なものは一切なく、真摯に病気に向かい合う恋人とその家族の物語。
第二回新潮エンターテインメント新人賞受賞作。
Aボタンをクリック。ぼくはテツオになる−現実への違和感を抱えた大学1年の坂上悦郎はオンライン対戦格闘ゲーム<バーサス・タウン>のカラテ使い・テツオとして最強の格闘家をめざしていた。いつもと変わらぬかきわりの青空、バーサス・タウンはいつも晴れている。ターコイズブルーの空にバターロールのような雲が浮かんでいる。頂点へと上るため今日もテツオは戦う。バーチャルの世界で。
旬の素材を扱う小粋な小料理屋「ばんざい屋」。オフィス街という土地柄、独身のサラリーマンやOLに密かな人気があったが、女将の吉永には他人に明かせない過去が…。女将を取り巻く人々との心の触れ合いを描く。 [bk1の内容紹介]
日々の美しい色に気づいたら、あなたの暮らしはもっと素敵になる。空をみて、月をみて、うれしいと思う…。そんな毎日のできごとを綴ったエッセイ。『そら色の窓』読了。
−今年、1200個の密室で、1200人が殺される。誰にも止めることはできない−1994年元日、マスコミ各社、警察庁、日本探偵倶楽部に、犯罪予告状が送られた・・・狂気の幕開け。えーっとですね・・・結論からいいますと、私はこの作品非常に相性が悪かったです。とにかく周りでは賛否両論の嵐。さて、一体どんな感想を自分が持つのか、その辺に興味を持ち読んでみました。読んでみたんですけど、一体作者が何を言いたいのか良く理解できず、場面場面の切り換えなどにもついていけず、とにかく読むのに時間がかかりました。その上手く読み進めないもどかしさが常にあり焦燥感との戦い。そんな思いしてまで、読まなくても・・・との声が聞こえてきそうですが、いいえ!意地でも読みましたっ。もうこうなりゃ、何が何でも読んでやる〜状態で。
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