2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
作家サクラバカズキは、本と一緒にお風呂に入る。毎日毎日本を読みつつ、ラスベガスへ、アイルランドへ、そして鳥取へ、稀代の読書魔は世界をめぐる!そして突然の結婚に至るまで。『私の男』『赤朽葉家の伝説』『製鉄天使』の桜庭一樹が縦横無尽に読んで過ごした一年間。
どこにも行く場所がなく、そしてどこかに逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。リアリストの山田なぎさと不思議系転校生の海野藻屑。すべては生きるために、生き残っていくために。冒頭から衝撃を受けます。
お父さんからは夜の匂いがした。凄かった。圧巻だった。読み進むごとに二人の過去を追ううちに言葉を失い沈みゆく。
狂気にみちた愛のもとでは善と悪の境もない。暗い北の海から逃げてきた父と娘の過去を、美しく力強い筆致で抉りだす著者の真骨頂『私の男』。
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の〈クラブ誌〉があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた――。今もっとも注目の奇才が放つ、史上最強にアヴァンギャルドな“桜の園”の100年間。ああ、ごめんなさい。読み始めてからちらちら見え隠れするものを払拭しようとすればするほどどうしても拭い去ることが出来なかった。したがって私のこの作品の印象はあるアニメのものに重なってしまった。
わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。
鉄道を愛し、孤高に生きる七竈。淫乱な母は、すぐに新しい恋におちて旅に出る。親友の雪風との静かで完成された世界。だが可愛そうな大人たちの騒ぎはだんだんと七竈を巻き込んで。
島の夏を、美しい、とふいにあたしは思う―強くなりたいな。強くて優しい大人になりたい。力がほしい。でも、どうしたらいいのかな。これは、ふたりの少女の凄絶な“闘い”の記録。
中学二年生の一年間で、あたし、大西葵十三歳は、人をふたり殺した。夏休みにひとり。それと、冬休みにもうひとり。読了後、もう一度冒頭の大西葵の言葉を読み返す。胸に空いた穴はさらにさらにえぐられもう救いようがない。何て読後感。思春期の少女にはあまりにも過酷な現実がこうさせたのだろうか。少女にはそれに耐える力がなかったのだろうか。あるはずがない。人は鬱屈したものをずっと抱えていられるはずはないのだから。まして壊れやすい十代の子供はなおさら…。
豪華客船で怪現象? 世界の混沌を描くゴシック・ホラー。オススメして頂いた本。書店へ行き確認してそのイラストにまず可愛い〜と惚れ惚れ。ライトノベルといったらまずはイラスト重視ですからねぇ。現在4巻まで出ていますがとりあえず1巻だけを購入。これを読後に後悔することになるのです…全巻一気に買っておくべきだったーーと。
西欧の小国・ソヴュール王国の聖マルグリッド学園に留学してきた九條一弥は、図書館の屋上で謎の少女・ヴィクトリカと出会う。パイプをくわえ、あらゆる書物を読みあさる彼女は世界の混沌を再構築することができた。
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