先日全12巻購入した「DEATH NOTE」、2日かけて読み終えました。ぜぃぜぃ。
ありきたりですが一言で言えば「最高に面白かった!!」。傑作ですね、これは。
1部と2部に分かれていて1部はハラハラドキドキしながらも余裕を持って楽しめたんですね。ところが2部に入るとさらに奥深くなり、難解になる。スラスラ読めない。結果、最終巻にいくまでに時間がかかってしまいました。
夜神月の思惑が見えてくるにつれて不気味になってくる…。このままどのような決着を迎えるのか…。最高潮の緊張の中ラストを迎えました。
そうですねぇ、きっとこのラストは肯定派もいれば、否定派もいるでしょうね。私は肯定派かな。こういう風に終わらせた事、最後のあの場面(これもまた謎で物議を醸しそうですね)も読み手それぞれが妄想し、各自それぞれがそれぞれの形で納得出来るようにしたんだな、と理解しています。
ここで詳しい感想を書くにはさらに再読が必要かも。本当にありきたりな言葉しか出てきませんし、私自身全てを理解した訳ではないのですよね。もう少し読み込んでみないとなぁ。とにかく先の展開が見えず(ラストは何となく思い描いていたけど、それも漠然としていましたしね。言い意味で裏切られたかな)、ハラハラしっぱなし。引き込まれずにはいられない吸引力のある原作と、緻密に描写されたイラストに惹きつけられた作品でした。
死神が本当に可愛くて、中には切ない思いをさせられた死神もいて、私はそちらのほうも注目していました。リュークやレムは特にお気に入りです。
小畑さんのイラストももちろん素晴らしいのですが、原作の大場つぐみさん、すごいです。新人さんらしいのですが覆面なんですよねぇ。どうも乙一じゃないかとか、清涼院流水じゃないかとか、囁かれているようですが…乙一さんではないと思うんだけどなぁ。清涼院さんは…「コズミック」でちょっと相性良くなかったので作風が分からないし。全く別の人物かもしれない。今度はどんなものを書かれるのかなぁ。また小畑さんとコンビ組まれるのかな、といろいろ考えてしまいます。
いえいえ、デスノートはまだ終わっていません。秋には映画後編の公開があり、アニメ化も決定、8月には西尾維新さんでノベライズ化(「
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」)されますし、まだまだ過熱化していくようです。
映画も是非見たいところですが、2歳児連れては無理なのでDVDを待つとして、ノベライズのほうはちょっと期待していようと思っています。
そして西尾さんは同時期に「×××HOLiC」のノベライズも出されるとか(「
×××HOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」)。すごいわ。売れっ子だわ。けれども私は西尾さんの作品を読んだことがない。戯言シリーズを読みたいなーと思ったり、ユリイカ特集が欲しいなーと思うことはあってもいつも思うだけで終わっちゃっていたんですよねぇ。で、9月末に「
戯言シリーズ 限定コンプリートBOX」が出るじゃないですか。もしかして全巻セットされている??なんて期待したのですけど、これってシリーズ9冊は入らないんですって!なんだよぅ。ぶぅ。
ま、価格見たらセットされていないってことすぐわかるんですけど(^-^;)
とりあえず昔のファウストを読み返してみようか。舞城さん目当てで買ったんで西尾さんのは読んでなかったし。vol.3以降買うのやめちゃったけど。
「DEATH NOTE」のノベライズは購入予定。忘れないうちに予約入れておかなきゃ。ちらほら予約締め切っているところがあるので、今のうち、ですな。
さてさて〜眠る前にまた「DEATH NOTE」読み返してみようかな。
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