2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
永遠に生き続ける少女、円朽葉をめぐる奇怪極まりない研究のモニターに誘われた「戯言遣い」のぼくは、骨董アパートの住人・紫木一姫と春日井春日と共に京都北部に位置する診療所跡を訪れる。が、そこに待ち受けていたのは…。
「きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?」天才工学師・玖渚友のかつての「仲間」、兎吊木垓輔が囚われる謎めいた研究所―堕落三昧斜道卿壱郎研究施設。友に引き連れられ、兎吊木を救出に向かう「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”の眼前に広げられる戦慄の“情景”。しかしその「終わり」は、さらなる「始まり」の前触れに過ぎなかった―。
「紫木一姫(ゆかりきいちひめ)って生徒を学園から救い出すのが、今回のあたしのお仕事」「救い出すって……まるで学園がその娘を拘禁してるみたいな言い方ですね」
人類最強の請負人、哀川潤から舞い込んだ奇妙な依頼に従って私立澄百合(すみゆり)学園、またの名を《首吊高校(クビツリハイスクール)》に潜入した「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”は恐るべき殺戮の嵐に巻き込まれる――。
「先が見えないとお前は不安になる。お前は何かを待つのは得意でも、何かわからないものを待つのは苦手なんだな」まさにこれ、自分のことである。時々この先の見えない不安に苛まれてどうにもそれを律することが出来なくなる。基本的にいーちゃんと同じく気が長い。が、それは哀川潤の指摘通り先の見えているものに対して、である。いやはやいちいちこう突いてくるのだよな、哀川潤。そして後半の怒りの言葉たち。すっかりやられた。まさにその通りです、と屈したくなるくらい気持ち良い怒り。素晴らしい。こんなキャラに出会えたこと自体に私は幸せを感じてしまう。いや、暴言でもなんでもなく。
鴉の濡れ羽島で起こった密室殺人事件から二週間。京都、私立鹿鳴館大学。「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”が級友・葵井巫女子とその仲間たちと送る日常は、古都を震撼させる連続殺人鬼“人間失格・零崎人識”との出会いによって揺らめき脆く崩れ去っていく―。そして待ち受ける急転直下の衝撃。一つの世界が壊れる“そのとき”を描ききった新青春エンタの傑作。
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、五人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする!工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友とその冴えない友人、「戯言遣い」いーちゃんは、「天才」の凶行を“証明終了”できるのか?新青春エンタの傑作、ここに誕生!第23回メフィスト賞受賞作。
〈ノベライズ維新、西尾維新!〉日本小説界の最先端を行く作家・西尾維新が、『DEATH NOTE』を渾身の完全オリジナルノベル化。あなたはLの伝説(ノート)を見る!
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