ひなたでゆるり

読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ

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『平井骸惚此中ニ有リ 其参』田代裕彦

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平井骸惚此中ニ有リ〈其3〉
 田代裕彦/富士見ミステリー文庫
大正十二年夏。探偵作家平井骸惚宅に妙齢の美女が訪ねてきた。河上くんの幼なじみであるというその美女・翠子は昔河上くんと結婚の約束をしていたという。穏やかならぬ涼嬢の気持ちも知らず、いい雰囲気の二人……
『平井骸惚此中ニ有リ』第3弾です。ますます面白さ増して登場。
今回は平井家妙齢の美女がやってきます。何やら河上くんと結婚の約束をしたと言う。
はてさてこの美女一体何者なのでしょう。誘拐事件と殺人事件が起きますが、この誘拐も殺人も背景は何となくわかったものの、じゃぁその理由は?となると曖昧。でも読み進むにつれ実に納得のいく解答でスッキリ。ごちゃごちゃしないシンプルなミステリ。
今回も気持ち良く読むことが出来ました。最後おまけもあって微笑ましかった〜。
今度は何が起きるのかな?早くも次回が待ち遠しいです。

読了日:2005年1月31日
かりさ | 著者別た行(田代裕彦) | comments(0) | trackbacks(0) | 

『平井骸惚此中ニ有リ 其貳』田代裕彦

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平井骸惚此中ニ有リ〈其2〉
田代裕彦/富士見ミステリー文庫
晴れて探偵作家・平井骸惚の弟子入りを果たした河上くん。一家ともども先生の担当編集・香月緋音から香月男爵一族の持つホテルに招待される。しかし、そのホテルでは香月関係者が続々怪死する。どうする、河上くん!?
『平井骸惚此中ニ有リ』第2弾です。今回は骸惚先生の担当編集者・緋音嬢のお誘いで真夏の帝都より避暑地へと赴いたご一行。さて、その思惑とは…。
もちろんそこに待ち受けるものは事件です。継承争いにつきものの確執や憎悪といった陰惨さが漂っています。

大正時代という設定もあってかそこは雰囲気抜群。「探偵の言うことが“真実”とは限らないのさ」という骸惚先生の言葉はこの時代だからこそ重みがあり、その解決方法もすんなり受け入れることが出来ます。一作目よりもはるかに高レベル。余分なものがなくスッキリ心地良いミステリ。
次はどんな事件が待っているのでしょうか。大変楽しみ。

読了日:2005年1月25日
かりさ | 著者別た行(田代裕彦) | comments(2) | trackbacks(0) | 

『平井骸惚此中ニ有リ』田代裕彦

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平井骸惚此中ニ有リ
田代裕彦/富士見ミステリー文庫
帝大生・河上太一は今をときめく推理作家・平井骸惚の本に出会い、弟子入りを志願する。認められずにいたところ、骸惚の知人、池谷是人が不可解な自殺を図る。事件解決の折には弟子入りを認められる河上だったが……
第3回富士見ヤングミステリー大賞、大賞受賞作。
オススメして頂き読んでみました。読み始めて違和感ある文体に戸惑う…講談調というのかな、七五調の独特ある文体なのです。これが最初は慣れなくて読みにくいなぁ…なんて思いながら読んでいたのですが、不思議とリズム良く読み進んでいることに気がついてからは何だか楽しくなってきてそのまんま一気に読了となりました。
いや〜面白かった!大正という時代設定からツボ。キャラクターも丁寧に描かれていてその辺も楽しめますし、ミステリーとしても何か忘れかけていた本来の形を思い出させてくれました。デビュー作にしてはかなり質の高い作品です。現在全3巻。早速続きを楽しんでいます。

読了日:2005年1月21日
かりさ | 著者別た行(田代裕彦) | comments(0) | trackbacks(0) |