ひなたでゆるり

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『密室は眠れないパズル』氷川透

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密室は眠れないパズル
氷川透/原書房
被害者はエレベーターの前で犯人を名指しして絶命。ところが「犯人」は、エレベーターの中で背中を刺され、血塗れで死んでいた。いったい誰が、いかなる方法で殺したのか。「密室」の内側で起こった「密室」の殺人。
「ロジックの魔術師、氷川透の7色の妙技!−島田荘司」
氷川透氏のデビュー作は『真っ暗な夜明け』(講談社ノベルス)ですが、本来はこちらが一番最初の作品になるようです。鮎川哲也賞最終候補作に残り、その際は『眠れない夜のために』だったのを改稿改題。島田荘司氏の熱い評価を受けた作品でもあります。
何たって読みやすく、人物描写が上手い。違和感なくスーッと入り込めました。が、この読みやすさ、人物描写の上手さが逆にミステリィとしての醍醐味を薄くさせてしまっている感あり。でもかなり好きです。ラストの1行なんていいなぁ。そうか、そうだよね、 そうだったんだもんね。とちょっぴりしみじみしたりして。主人公を「氷川透」にするあたりもいい感じ。今までに出会ったことのない爽快さを文章に感じます。血なまぐさい描写もそれらしく見えない、感じないのはこの爽快さゆえでしょうか。ミステリィ談義も面白い!

読了日:2000年10月25日
かりさ | 著者別は行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) | 

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