ひなたでゆるり

読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク | - | - | - | 
<< 『死神の精度』伊坂幸太郎 | 7/12図書館本 >>

『インディゴの夜』加藤実秋

4488017126
インディゴの夜
加藤実秋/東京創元社
常連客の死、少女誘拐、女子高生恐喝…。次々起きる難題を処理するため、ホストクラブ「club indigo」のオーナー・晶とメンバーたちが渋谷の街を奔走する。爽快でクールな探偵物語。
期待していなかった作品が実はかなり面白かった!という意味で大絶賛しちゃいます。
第10回創元推理短編賞受賞作の「インディゴの夜」他3編収録の連作短編集。
「インディゴの夜」「原色の娘」「センター街NPボーイズ」「夜を駆る者」4編。始めの2編は特に素晴らしく、2編とも読後は目頭を熱くしていました。

図書館で「もう1冊借りられるなぁ、どれにしようかな。あ、これでいいや。」という程度で借りてきて、もうすぐ返却日になるから急いで読まなきゃという感覚で読み始めたものだから、予想に反した見事な出来映えに大きな感動を受けていました。
舞台は渋谷や新宿歌舞伎町のホストクラブ。ゴーストライターである高原晶の裏の顔(?)は渋谷のホストクラブ「club indigo」の共同オーナー。ここで起きる事件自体が陰湿で救いようのないものばかりなのですが、何故か明るく爽やかな読後感なんですよねぇ。なかなか馴染みのない夜の街を堪能出来るわくわくと、知らない世界を体感できるドキドキ、そして晶を取り巻くindigoホストの面々、塩谷、憂夜、なぎさママ、刑事の豆柴などが魅力的に描かれていることでさらに気持ちを高めてくれる。ミステリーとして楽しむというよりもエンターテイメント性の高さで面白い印象。さらにシリーズ化して欲しい作品です。
うーん、たぶんまだ謎な部分もあるし(indigoの美形マネージャー・憂夜がどんな過去を背負っているのか気になるものー)続きはあるだろうなぁ、と勝手に想像しています。

どうやら石田衣良氏の『池袋ウエストゲートパーク』に雰囲気が似ているらしい。実は『池袋ウエストゲートパーク』未だ未読なのですが、似ているのなら楽しめるかなぁ、なんて思い始めています。

読了日:2005年7月9日
かりさ | 著者別か行(加藤実秋) | comments(9) | trackbacks(4) | 

スポンサーサイト

スポンサードリンク | - | - | - | 

COMMENTS

Posted by schneebly  at 2005/07/11 12:21 AM
旧blogからのTBで恐縮です。
この作品が気に入られたなら、
『池袋ウエストゲートパーク』は
きっと楽しめると思いますよ!
Posted by nemuri_neco  at 2005/07/11 12:59 AM
リサさんこんばんは、勝手にリンクさせていただき、頻繁に伺っていた眠り猫です。

「インディゴの夜」、面白そうですね。
レビューを拝見して、こりゃ絶対に読まねば!という気分になりました。
東京創元社って、良心的な仕事をするっていう印象がないですか?
「剣と薔薇の夏」と坂木司さんの4作で、
そう思い込んでしまった訳ですが…。(笑)
因みに私は、坂木さんは女性だと思っています。
リサさんが「青空の卵」のレビューで、
「坂木と鳥井の関係に少し恥ずかしい思いをしてしまう」
と書いておられますが、そう、私も少しムニャムニャとなりました。
男性作家なら、照れが入ってあそこまでは書けないような気がしたのです。
「切れない糸」の情景描写も、女性ならではの繊細さが感じられましたし…。
とか言って、マッチョな男性がカミングアウトして来たら大笑いですが…。

サイト名は変更させていただきました。
読んでいた記事の中で登録してしまったんですね。ごめんなさい!
これからも、どうぞよろしくお願いします。
Posted by リサ  at 2005/07/11 9:20 PM
★schneeblyさんへ
こんばんは!TBありがとうございます。
あ、やはり『池袋ウエストゲートパーク』楽しめそうですか。
また気になる作品が増えてしまいそうです(*^-^*)
また是非TBして下さいね。
Posted by リサ  at 2005/07/11 9:52 PM
★nemuri_neco さんへ
こんばんは!コメントありがとうございます。
頻繁にいらして下さっていたんですか!かなり嬉しいです。
『インディゴの夜』面白かったです〜。是非読んでみて下さい。
『剣と薔薇の夏』は未読なのですが、そうですねー東京創元社は好きです。
このミステリ・フロンティアシリーズもなかなか良くて楽しんでいます。
で、坂木さん!私も女性かなぁと思っているんです。
nemuri_necoさんのおっしゃるとおり、あの二人の雰囲気は
女性だから描けるんじゃないかな、と思います。

>マッチョな男性がカミングアウト
大笑いさせてもらいましたー。確かにこれはビックリ大笑いですね(笑)

サイト名の件、ありがとうございました。
こちらこそこれからよろしくお願いいたします!

Posted by リサ  at 2005/07/11 10:51 PM
★眠り猫さんへ
ごめんなさい!nemuri_necoさんではなく眠り猫さんでしたね。
コメントのネームでお返事書いてしまいました。
すみません…。
Posted by touch3442  at 2008/04/13 11:13 PM
リサさん、こんばんは。

文庫化されたのを機に読みました。
予想以上に面白かったというリサさんの感想に同感です。

渋谷や新宿の街の様子も目に浮かぶようで、アルコールを飲まないため、夜の繁華街をさまようことのないぼくには、すごく新鮮でした。

ただ、扱われる題材が少女ポルノだったり、女性を監禁しての売春だったりしたので、リサさんと少し違って、読後にさわやかさを感じるということはありませんでしたけどね。
Posted by リサ  at 2008/04/14 11:13 PM
★touch3442さんへ
touch3442さん〜お久しぶりです!
コメントありがとうございます♪
そうそう文庫化されたんですよね。
こんなこと書いちゃっていいかな?と思いながら感想の書いちゃいましたけど、でもホント想像以上に面白かったんですよね〜。
touch3442さんも同じく、ですか!

繁華街に縁がなければあの世界は新鮮ですよね。と書くとなにやら私は縁がありそうな感じですけど、ただ仕事帰りにに一杯、ってやつです。働いたことはありません(笑)

題材、touch3442さんに言われて初めて気がつきました。
読んでいたときはそれほど濃く扱っていない印象でしたのでさほど深く思わなかったのですが、読み手の感じ方で感想も変わってきますね。
続編もなかなか良かったので、機会がありましたら是非〜(*^-^*)
Posted by monkeywalk  at 2010/10/24 4:08 PM
かりささん、こんちには。

ドラマでやっていたのを思い出してふと本屋で手に取ったんですが、面白かったです!よくもまぁこんな次々とじけんが…といった感じですが、疾走感があって読み応えありました。

続編も読んでみたくなりますね。

TBさせていただきました。
Posted by かりさ  at 2010/10/25 11:07 AM
★monkeywalkさんへ
monkeywalkさん〜こんにちは♪
そうそう!これドラマ化されたんですよね。
ちょこっと見ていたんですが、憂夜役の加藤さんが素敵でうっとりでした。
私も何気に手に取ったのですが、思いのほか面白くて得した気分に。
良かったですよね〜(*^-^*)
確かに事件起きすぎ!な感がありますが(笑)そのドタバタさがまた楽しいですよね。
続編も面白かったです。ぜひぜひ♪
また感想聞かせてくださいね。

COMMENT FORM




 

 

TRACKBACK

活字中毒日記!  at 2005/07/11 12:06 AM
『インディゴの夜』 加藤実秋 (東京創元社)
インディゴの夜加藤 実秋 / 東京創元社(2005/03/01)Amazonランキング:78,516位Amazonおすすめ度:裏事件でも爽快な小説うまい・・・。読後のさっぱり感あり!Amazonで詳細を見るBooklogでレビューを見る by Booklog 石田衣良さんの『池袋ウエストゲートパーク』シリー
school of books  at 2005/07/11 12:18 AM
インディゴの夜
『インディゴの夜』加藤実秋 『池袋ウエストゲートパーク』の渋谷ホスト版、 というコメントを見て読んでみたら、けっこう面白かった。 六本木や歌舞伎町の<王道系>とは一線を画し、 <クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな 男の子が接客してくれるホストク
ぱんどら日記  at 2006/09/03 2:40 PM
加藤実秋【インディゴの夜】
昨日は【アメリカの夜】、今日は【インディゴの夜】ですか、ぱんどらさん。 ……あ、いや別に狙ってたわけじゃないんだけど。いまパソコンのキーボードを打ちながら気づいた。 しかし【アメリカの夜】は純文学、【
Monkey Walk  at 2010/10/24 4:08 PM
インディゴの夜 (創元推理文庫)
キラキラしたネオン街に派手な髪型、イイ匂いを漂わせカッコイイスーツを着込んだ男達。自分の描くホストってこんな感じのイメージなんです。(偏見ですいません)club indigoはそんなイメージとは掛け離れたホストクラブ。もちろん働くホスト達も変わり者揃い。そんな
Trackback url: