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『探偵ガリレオ』東野圭吾

4167110075探偵ガリレオ
東野 圭吾
文藝春秋
2002-02

by G-Tools


突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。

「燃える」「転写る」「壊死る」「爆ぜる」「離脱る」5編の連作短編集。
警視庁捜査一課の草薙が解明しにくい事件に直面した時、訪ねるのが友人である帝都大学理工学部物理学科助教授の湯川学・ガリレオ先生。不思議な事件を科学で解明する様は実にお見事!草薙と同じく理系でない私でも分かりやすく面白く読める。しかもへぇ〜なんて感心すること然り。予想以上に面白いです、これ。
どの事件も摩訶不思議な現象であり、時にはオカルトチックな雰囲気さえ漂わせている。果たしてどう湯川が解明していくのか…。そして湯川と草薙、また彼らの他に登場する魅力的なキャラたち。短編ながらも充分楽しめました。以下各編の感想を〜。

「燃える」 湯川と草薙が再会し、初めて湯川が事件解明をする事件。動機と犯行は同情するものがあり、ラストも物悲しい。
「転写る」 オチが一番好きな話し。ちょっと不気味さを感じる事件でも湯川にかかれば…。池の中から見つかった金属マスクは一体どうやって出来上がったのか、その湯川の説明になるほどー、とひたすら感心でした。
「壊死る」 これ怖いですよ。簡単に殺害出来ちゃうじゃないですか。それにしてもちょっとしたキーワードで殺害方法を当ててしまう湯川に驚き。
「爆ぜる」 冒頭から一体どうなったの!?とドキドキ。動機はちょっとあれですが(同情も出来ない)、その殺害方法がすごい。一般人には到底思いつかない方法。それにしてもこんな理由で狙われるなんて最悪だな。
「離脱る」 ここで登場する弓削刑事が面白くて好き。もっともっと彼の思いつきをしゃべって欲しいくらい。ここでは幽体離脱か?の謎に挑む湯川ですが、果たして謎は解明出来るのか!なかなか面白い実験が読めて興味深いです。
-------------------------------------------------------------------
短編ということで、事件解明や犯人逮捕が唐突なのだけど、それでも魅力的に感じるのは天才物理学者・湯川の存在があるからなのだろう。
そして、湯川学のモデルとなった佐野史郎さんが文庫で解説を書かれています。これがまた読み応えあり、です。

読了日:2005年12月22日
かりさ | 著者別は行(東野圭吾) | comments(4) | trackbacks(5) | 

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COMMENTS

Posted by かわぐち  at 2007/05/17 10:13 AM
ども、はじめまして、かわぐちと申します。
TB、ありがとうございます。

個人的には「爆ぜる」がお気に入りです。

>そして、湯川学のモデルとなった佐野史郎さんが文庫で解説を
>書かれています。これがまた読み応えあり、です。
そうだ、そうだ、そうだった。
なかなか、おもしろかったですよね〜。

これからもよろしくお願いします。
Posted by リサ  at 2007/05/18 1:36 PM
★かわぐちさんへ
はじめまして!こちらこそTBをありがとうございました♪

「爆ぜる」冒頭から引き込まれてしまいました。湯川シリーズ面白いですよね。
そうそう、佐野史郎さん文才があってものすごく楽しめたんです。
もっと書いて欲しいーなんて思ってしまいました。
こちらこそこれからもどうぞよろしくお願いいたします!
また是非いらしてくださいね。
Posted by 藍色  at 2007/10/29 3:29 AM
こんばんは。
ごぶさたでした〜。
文系人間なので、謎解きはお手上げでした。
でもキャラたちが魅力的でしたね〜。
お忙しそうなので、お返事は気長にお待ちしていますね。
トラバさせていただきました。
Posted by リサ  at 2007/10/30 8:36 PM
★藍色さんへ
こんばんは!本当にお久しぶりです!
なかなか読書も出来ず、みなさまのところにも伺う時間もなく、で
すっかりご無沙汰してしまいました。
そうなんです!文系にとっては謎解きはさっぱりで、明かされて初めて「なるほど〜」と感心していました。
キャラは最高ですね!今放映しているドラマとは微妙に変わっていますけど、でもこちらもドラマも好きです。
お気遣いありがとうございます〜。これから伺いますね♪

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みだれ撃ち涜書ノート  at 2006/02/11 8:58 PM
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装画は塩谷博明。装丁は鶴丈二。初出オール讀物。連作短編集。再読。 警視庁捜査一課の草薙俊平は大学時代の友人で物理学科助教授の湯川学に、手詰まりな事件の解決協力を依頼。 燃える―もえる:突然燃え上がる頭/転写る―う
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TVドラマのような派手さはなく原作は、映画に近い印象を受けました。内海薫も登場しないのでTVシリーズを見ていた人はガッカリするかもしれませんが物理学者湯川学の推理というか実証は、楽しめますね。
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