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『陰日向に咲く』劇団ひとり

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陰日向に咲く
劇団ひとり/幻冬舎
「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」ほか全5篇を収録。落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説集。

何度感嘆の声を上げたことだろう。芸人としての劇団ひとりは独特な世界を持っていてお笑いながらも哀愁を秘めたちょっと不思議な感覚の持ち主である。今回はその世界を小説に舞台を移しまさに珠玉の物語を書き上げた。
元々多才な人だとは思っていたが文才もあるのだね、彼は。

ここに登場する人物達はいわゆる落ちこぼれと呼ばれる側。普段スポットを浴びることなく陰日向にひっそりと咲く花のようにひっそりひっそり生活をしている者たち。それは読み手多数の共感を得るものであり、健気な彼らに頑張れ!と読みながら声援を送ってしまう。

ここの綴られる物語、全て好きなのだがいくつか挙げるとするならば「Over run」と「鳴き砂を歩く犬」である。まさかまさか、劇団ひとりの小説で泣くとは思わなかったのである。うわ〜これはやられたっ、降参!正直読み始めは期待していませんでした、ごめんなさい…。期待していなかったからこそその衝撃は大きく「へぇ〜うまいもんだな〜」とまた感嘆の声を上げてしまうのだ。ここでうまいと感じるのはこの短編が繋がっていること。それはさり気ない連作短編である。繋がりをそこここに見つけたとき小さな喜びを見つけたようで実は意外に幸せ気分も味わっていたのである。そうして最後は私も泣き笑い。「へへ。」ってね。

読了日:2006年5月20日

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さて、この作品。買って読もうとまでは思っていなかった。図書館で借りればいいかな〜なんて程度。でも思い切って買って読んで大正解でしたよ!
後押しして下さったTRKさんとjuzjiさんに感謝です。ありがとうございました。
映像化になるとしたら、登場人物全て(男性の)劇団ひとりが演じてもいいんじゃないかというくらい彼にピッタリのキャラたちでした。ん〜アイドルおたくは一度演じているし、やっぱり見てみたいのはプードル雷太でしょうか。あのブビビってやつも見てみたいようなそうでないような(笑)
かりさ | 著者別か行(その他) | comments(12) | trackbacks(10) | 

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COMMENTS

Posted by juzji  at 2006/05/21 4:41 PM
リサさん、満足いただけたようで(笑)
ドラマになって欲しいですよねぇ。
一人一人の個性がしっかりでるような役回りで。
期待しましょう!
Posted by 苗坊  at 2006/05/21 6:11 PM
こんにちは。
劇団ひとりにはびっくりですね。
こんな才能があったとは・・・。
っていうくらい、本当によかったです。
さすが恩田さんが薦めているだけありますね。
「Over Run」と「ピンボケな私」が好きですね。
Posted by TRK  at 2006/05/21 8:17 PM
リサさん、こんにちは。
オススメしちゃった者として、どうだったかなとドキドキしていましたが、感想を読んでホッとしました〜(笑)
小説も良かったけど、私は彼の「小芝居」が大好きなので、読みながら、この話をネタにすると…とか想像して楽しんでました。(^ー^* )
Posted by リサ  at 2006/05/21 9:22 PM
★juzjiさんへ
こんばんは(*^-^*)
ええ、大満足いたしました。
意外性?と言ったら失礼なのかもしれませんが、
その要素も強いながら「へぇ〜」と感嘆する自分がいたり。
ドラマか映画になったら配役が楽しみですね!
映像化になるかなぁ〜。
Posted by リサ  at 2006/05/21 9:25 PM
★苗坊さんへ
こんばんは♪コメントとTBありがとうございます!
元々才能ある人だな、とは思っていましたが
小説書くとは!驚きでした。
しかもちゃんと書けているしオチも上手いし。
本当に恩田さんの推薦文は過剰ではなかったようですね(笑)
「ピンボケな私」!そうそうこれが一番
「!」となったんです。あの部分で!
「ああ〜やられた〜っ」と何故か悔しがってました、私。
Posted by リサ  at 2006/05/21 9:28 PM
★TRKさんへ
こんばんは〜(*^-^*)
ふふふ、オススメして頂いてよかったです!
でなければこんなに早く読めなかったと思います。
もう少し先になっていたら読む機会を失ってしまう可能性もあるでしょうし。

ネタはそうですね、私も常に頭の中で劇団ひとりがネタやっている
姿を思い浮かべながら読んでいました。
そんなことも楽しめた要因でしょうか(笑)
Posted by まめころ  at 2006/05/23 2:22 PM
りささん こんにちは
あ〜これそんなによかったんですね(/ー ̄;)シクシク 
図書館で借りたはいいけれど 例のごとく
読むのが遅くて読めないまま返却と
なってしまったのです・・
一番最初に読めばよかった!!
また借りないと・・それか買っちゃおうかな〜
文庫以外は買わない私なんですけれど・・

それとお知らせです
私のだんなっち作ぼろりんこPCが壊れて
しまってセキュリティのかかった画面に
入れなくなってしまい 今までのfc2の
管理画面に入れなくて更新できなくなって
しまいました

上のURLにお引越ししたので
ご面倒おかけして申し訳ないのですが
URLを変更していただけると嬉しいです

ブログ名は のろのろ読書小箱*第2章*です

第2章って・・こっぱずかしいですけど(^▽^;)
よろしくお願いしまーす
あ まだそちらに記事は全然アップできて
いません( ̄▽ ̄;)
Posted by リサ  at 2006/05/23 9:06 PM
★まめころりんさんへ
こんばんは!コメント嬉しいです(≧∇≦)
おおー!図書館で借りていたんですね。
それは勿体無いことをしたかも…。
劇団ひとりが書いた小説ってことで、意外性は感じながらも
しみじみした素敵な作品でした。
また図書館で借りるとなると順番待ち人数が
多くて容易じゃないかしら。
お近くだったらお貸しするのにな〜。
買って損はないと思います!

それと、ブログ変更了解しました!
セキュリティが高いのも時に不便ですね(>_<)
でも同じJUGEMユーザーってことで、これからもよろしくです♪
後ほど新しいブログへ伺いますね〜。
Posted by june  at 2006/05/31 11:04 PM
リサさん、こんばんわ。
劇団ひとりさんが、こんなおもしろくて、ほろりとさせられる
小説を書いてしまうなんて、びっくりしました。
彼のネタは好きではありましたが、この視線の暖かさに、
さらに高感度がアップしてしまいました。
Posted by リサ  at 2006/06/01 11:08 PM
★juneさんへ
juneさん、こんばんは!
コメントとTBありがとうございます♪
本当にびっくりでしたね!
彼の世界観は大好きなので、好んで見るのですが
小説もなかなかじゃないの〜と評価高いです。
本当に哀愁の中にも温かさがこめられていて
ますます好きになっています(*^-^*)
また書いて欲しいですね♪
Posted by chiro  at 2007/07/05 7:41 PM
こんばんは〜。
私も「Over run」が好きです!
展開が速いし、最後のオチに泣けますよね。
この話が中心かわかりませんが、ギャンブル男を岡田准一で映画化するそうですよ。
追っかけ女が宮崎あおいだそうです。
Posted by リサ  at 2007/07/06 4:15 PM
★chiroさんへ
こんにちは!コメント嬉しいです〜♪
やっぱり「Over run」は素敵ですよね。本当に大好きです。
わっ!これ映画化になるんですか!?
わー、知りませんでした。そうですか〜それはめちゃくちゃ楽しみです。
あのダメ男を岡田くんが演じるんですか〜。いい男過ぎる気もしますが(笑)
彼は大好きなので楽しみです♪

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