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『クジラの彼』有川浩

4048737430
クジラの彼
有川浩/角川書店
「沈む」んじゃなくて「潜る」。潜水艦とクジラと同じだから。
人数あわせのために合コンに呼ばれた聡子。そこで出会った冬原は潜水艦乗りだった。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんな彼とのレンアイには、いつも大きな海が横たわる。恋愛小説作品集。

いくつになっても身悶えるようなベタ甘ラブロマが好きなんだなーと今回改めて実感。いい年した大人が…なんて誰が決めるんだ!好きだっていいじゃないか!あんたも好きなら隠さずガンガン読めばいいさ、と妙に力んで読んでしまった。あ〜良かった!素敵だった。

「クジラの彼」「ロールアウト」「国防レンアイ」「有能な彼女」「脱柵エレジー」「ファターパイロットの君」6編の短編集。
自衛官の恋愛を描いた本書、実は個人的ににんまりする部分もあったり(笑)。有事には家族や恋人のことよりも国防優先で駆けつけねばならない自衛官との恋愛は確かに覚悟と勇気が必要なのかも。会いたいときに会えない、いますぐそばに来て欲しいと願ってもなかなか叶わない。特に表題作「クジラの彼」や「有能な彼女」のような潜水艦乗りとの恋愛はかなりきつそう。でもその分強く繋がれた糸はなかなか切れることはなく。そんな互いの愛の深さとか、不器用ながらもその愛を精一杯育む様とかいちいち感動して読んでいた。その愛の形はさまざまでそのどれもが素敵で「あ〜恋っていいなぁ」としみじみ。
自衛官だって普通に恋愛するものね。ただちょっと一般人とは違った恋愛経験が出来るのかも。

有川さんの開き直りっぷりが実に小気味良い作品。その甘さは想像以上。
いや、この甘さは悪くない。むしろ大歓迎。有川さん今後もついて行きますわ!

読了日:2007年3月8日


有川さんがあとがきに書かれていた『星へ行く船』。懐かしさのあまりおおーっ!と声に出してました。コバルトの中でもお気に入りだった作品。私もあゆみちゃんと太一郎さんにドキドキしておりました(私は有川さんよりちょびっと年上です)。あま〜いラブロマ好きは思えばあの頃から何ら変わっていませんわ。まぁあの頃よりは多少経験アリな今だから恋愛の奥深さにさらに酔いしれることが出来るんでしょうけどね。
かりさ | 著者別あ行(有川浩) | comments(10) | trackbacks(12) | 

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COMMENTS

Posted by リオン  at 2007/03/11 2:01 AM
この作品の感想を楽しみにしていました。
実はボクも読みたかったのですが、この作品が某ハードカバーの外伝的な話ということを聞いたのでどうしようか迷っていたんです。
でも単体でも十分ラブラブな展開なのですね。
迷ってますが、いつかは読んでみたいです!
Posted by 藍色  at 2007/03/11 2:41 PM
リサさん、こんにちは。
一途な恋愛の様子、かわいかったですよね。
読んでいてにやけるところ、いっぱいでした。
自衛官の生活や、裏事情などもわかって面白かったですね。
特に「有能な彼女」の、
拳と拳で分かり合ったみたいな男らしい発言(p179)に爆笑でした。
Posted by リサ  at 2007/03/13 1:05 AM
★リオンさんへ
わぁ!楽しみにして下さっていましたか!嬉しいです。
…と言いつつも何だかいつもよりも短めな感想です。
そうですね、『空の中』『海の底』の番外編が収録されているので、
未読だとどうかな?って思いますが、私は『海の底』未読でも
楽しめましたので未読でも大丈夫かな、とは思います。
でも先に読んでおけばもっともっと楽しめるかも!
いつかは堪能してくださいね。リオンさんの感想が楽しみですー。
Posted by リサ  at 2007/03/13 1:07 AM
★藍色さんへ
こんばんは!
もう〜にやにやしっぱなしでした。
不器用ながらも一生懸命恋しているところが微笑ましくて。
「有能な彼女」の男っぽい発言、私も笑いました。
こういう付き合いも最高ですね!私には出来ないけれど…(笑)
Posted by 苗坊  at 2007/03/31 1:37 AM
こんばんわ^^TBさせていただきました。
いや〜やっぱり有川さんは良いですね!
とっても惹かれました〜^^
中でも私は「有能な彼女」が好きですね。
夏木と望のその後が気になっていたんです。やっぱり良いですね^^
Posted by リサ  at 2007/04/01 9:13 PM
★苗坊さんへ
こんばんは!コメントとTBありがとうございます♪
苗坊さんも読まれましたね〜(*^-^*)
有川さんいいですよね!ますます好きになってしまいました。
『海の底』がまだ未読なので、冬原や夏木のこと知らないことばかりですが
近々読んでまた再読したいです!
Posted by らぶほん  at 2007/07/25 4:22 PM
こんにちは。
不器用でまっすぐで、愛しくなるような自衛官たちの恋愛でしたね。
たしかに潜水艦に乗ろうが戦闘機に乗ろうが、普通に愛する想いはありますよね。
極上の甘々さにすっかりどっぷりハマって、大満足しました(笑。
Posted by リサ  at 2007/07/26 9:35 PM
★らぶほんさんへ
はじめまして!こんにちは。
素敵な恋愛がいっぱい詰まってましたね。
不器用な恋がまた愛おしいです。
「極上の甘々さ」…まさに!私もおなかいっぱいになりました♪
Posted by monkeywalk  at 2010/10/13 3:07 PM
かりささん、こんにちは。
読んでて羨ましくなるシーン満載でした!
こんな恋愛小説っていいなぁ〜。
「有能な彼女」の二人に憧れますね。
TBさせていただきました。
Posted by かりさ  at 2010/10/25 10:53 AM
★monkeywalkさんへ
monkeywalkさん、こんにちは!コメントありがとうございます♪
それぞれ素敵なお話でしたよね。もう萌え充分でお腹いっぱいになりました。
有川さんの恋愛ものはキュンとして甘くて切なくて、読み終えて幸せになれて。
理想な恋愛小説です。
「有能な彼女」素敵ですよね。今思い返してもぐっときちゃいます。

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