ひなたでゆるり

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『夏と花火と私の死体』乙一

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夏と花火と私の死体
乙一/集英社文庫
九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。早熟な才能・乙一のデビュー作。解説:小野不由美(あらすじより)
久しぶりにものすごい衝撃を受けました。最後の最後でやられたっ!という衝撃度です。素晴らしい。ジャンルとしてはホラー&幻想になるようですが、どちらの要素も持ち合わせている、ちょっと不思議なお話。

小学生が主人公というのも新鮮ですし、その記述方法がまた変わっています。あっけなく殺されてしまった少女、それを殺害してしまった妹、かばう兄。小学生という未熟な子供を設定したところに物語の怖さを重複させているのかもしれません。淡々と作業をやってのける子供の様子にゾッとします。そしてラストに待ち受けるもの…とにかく読んでみてください。

同収録作『優子』も美しい話です。が、もちろん不思議な怖さも兼ね備えています。静かな怖さです。これを書いた当時の著者の年齢にビックリ!

読了:2000年6月
かりさ | 著者別あ行(乙一) | comments(10) | trackbacks(3) | 

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COMMENTS

Posted by あおちゃん  at 2005/06/15 6:45 PM
こんにちは。
オススメしていただいたこの本、今日読み終わりました。
衝撃、僕も受けました・・・。感想書いたらTBさせてもらいますね。
Posted by リサ  at 2005/06/15 11:08 PM
★あおちゃんさんへ
こんばんは!
わぁ!読み終えたんですね。かなりの衝撃ですよねぇ。
私はしばらく硬直してしまいました。
あおちゃんさんの感想が楽しみです!
感想アップされましたらこちらからもTBさせてくださいね。
これから夏に向けてまた再読しようかしら…なんて思っています。
Posted by みわ  at 2006/02/27 2:07 AM
この本でますます乙一さんにはまりました。
すごいですよね。
伏線があちこちに張られているのに、
私はちっとも気がつかなくてラストでつながってショック!
私は優子の方がおもしろいと感じました。
TBしますね。
Posted by リサ  at 2006/02/27 10:25 PM
★みわさんへ
こんばんは!読まれたんですね(*^-^*)
これを16歳の時(だったかなそのくらい)に書いたのを
知って「この人はすごい!これから追いかけるぞー」と
誓った作品でもあります。
ラストショックですよね。背筋が寒くなります。
私も「優子」は好きです。
毎回言ってますが、乙一さんの新作が読みたいです!(笑)
Posted by かえで  at 2006/09/20 6:46 PM
乙一氏の作品は大好きで、私も「夏と花火と私の死体」を読んだときは衝撃を受けました。更に執筆当時の年齢に驚愕です。表題作も「優子」も気に入りました。乙一氏と同じ時代に生きることが出来て本当に嬉しいです。
Posted by リサ  at 2006/09/20 10:32 PM
★かえでさんへ
はじめまして!コメントありがとうございます♪
『夏と花火と私の死体』はタイトルからして怖そうで
気になりつつもしばらく読むのをためらっていたのですが、
友人に激しくススメられて読んでみたら!本当にあの衝撃は
今でも忘れられません。「優子」も素敵ですよね。
乙一さん私も大好きです!

同じ時代に生きることが出来て…
なんと素敵な言葉でしょうか。かえでさん本当に乙一さんが
お好きなのだな〜としみじみしました。
温かくなりました(*^-^*)

また是非いらしてくださいね。お待ちしています♪
Posted by やぎっちょ  at 2006/11/10 5:19 PM
リサさん
よみましたよー。いろんな人の感想読んでると、リサさんと同じでラストが!という人が多いですね。
確かに伏線をつなげて見事でした。伏線がちょっとわかりやすかったから緑が関わりあるんだろうなぁっていうのはわかったんですけどね。
内容までは見抜けませんでした。。

石田衣良さんのLASTでアブナイ5歳の子供が出てきたことにショックを受けて「もう子供には騙されん」(?)という免疫があったので、個人的には淡々とした作業を健がこなすのはそれほどショックではなかったです〜。
Posted by リサ  at 2006/11/10 11:55 PM
★やぎっちょさんへ
わぁ!読まれたんですね。薄いから早く読めましたよね。
そうなんです、ラストがーーーっ!でした(笑)
こういう終え方が好きなので、すごくいい感じに読めたんですよね。
これを16歳で書いたということに驚きつつ読んだので
余計驚きも大きかったのかもしれません。

石田さんのその作品、かなり強烈なのでしょうか。
子供の怖さを見事に表現していますが、今の時代あまり
そう感じなくなってしまったことがむしろ怖いかもしれません。
Posted by じゅりん  at 2007/09/12 9:38 AM
リサさん、おはようございます^^
TBさせていただきました。
わぁ〜ずいぶん前に読まれているのですね。
それに拝見したところ、乙一氏の作品ずいぶん読まれているんですね〜。
お好きなんですね^^

私も乙一さんの作品けっこう好きなんですけど(あまり読んでませんが)
この作品はあまりにも淡々としすぎていて、どこに感情移入していいのやらで
あまり心に入ってこなかったのです・・。
特にお兄ちゃんの健くんがねぇ。。
あんな冷静すぎる小学生、なんかイヤだわ。。(笑)

それでは^^
Posted by リサ  at 2007/09/14 9:38 PM
★じゅりんさんへ
じゅりんさん〜こんばんは!
TB&コメントありがとうございます♪
乙一さんがこんなに有名になる前から好きで読んでました!
ライトノベルの作品が秀逸で大好きなんです。
最近はあまり良い読者じゃないんですけどね…。

この作品、当時は衝撃のデビュー作ってことでかなり驚いたし、
この淡々さが逆に怖さを増幅させて好きだったのですが、冷静に読めば
いろいろ突っ込みどころはあるかもしれませんね。
じゅりんさんの感想楽しみです♪

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活字中毒  at 2006/02/27 2:08 AM
夏と花火と私の死体
乙一さんのデビュー作です。初めてタイトルを見たとき、私はうっかり「夏と花火と私と死体」だと思い込んでいて、「へ〜、私と死体かぁ」って思っていたのです。でも、よく読んだら違う!「私の死体」なんですよね。どうやら今回は死体が主役??って驚いてしまいました
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!  at 2006/11/10 5:14 PM
夏と花火と私の死体 乙一
夏と花火と私の死体 この本は 「ひなたでゆるり」のリサさん にオススメしてもらいました。 ありがとうございました。 ■やぎっちょ書評 いいですねー。これ。 まず、主人公の「私」が、死体なのがいい。 殺されたのに恨み言ひとつ言わず、たんたんと話を進
*precious memories*  at 2007/09/12 9:28 AM
『夏と花火と私の死体』 乙一
九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐る
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