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『風化する女』木村紅美

風化する女
風化する女
木村紅美/文藝春秋
突然亡くなったれい子さんには、別の顔があった。私はその謎を探るべく、れい子さんになり代わろうとした。文學界新人賞受賞作。

「風化する女」、「海行き」、ともに都会での現実的な日常生活から回想とともに旅する。

孤独死した会社の先輩であるれい子さんを辿る旅、回想を交えての「わたし」の彼女への思いはとても温かく救われる。一方で孤独、死、という言葉がポトンと心に重しが落ちて、また風化というタイトルも切実で。
「海行き」の女友達2人が男友達に会いに田舎へ帰る旅。学生時代の思い出を語りながら思いながらの場面がとても良い。

私の昔を知る友達に会いたくなってしまったなぁ。
ちゃんと私を覚えていてくれているだろうか、なんてしんみりしてしまった。

読了日:2009年6月10日

かりさ | 著者別か行(その他) | comments(2) | trackbacks(0) | 

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COMMENTS

Posted by タコ焼き  at 2012/01/07 5:26 PM
風化しない様に自分をさらけ出してる?

木村紅美さんの新作『春待ち海岸カルナヴァル』で、木村さんに
興味有りで来てしまいました。
この記事を読んで「風化する女」も読んでみたくなりました。
邂逅、とかそうあるものではないですけど、経験してみたいですね。

木村さんご自身を解説する記事も見つけました。
http://www.birthday-energy.co.jp
本来は主婦(肝っ玉かあさんw)がお似合いみたい、
だけど快しとしない性格だから、作家さんなんですって。
東洋史観ってこんな事まで分かるんですね。視点が違うとオモシロイです。
Posted by かりさ  at 2012/01/10 4:55 PM
★タコ焼きさんへ
こんにちは!コメントありがとうございます(*^-^*)
木村さんの新作『春待ち海岸カルナヴァル』読まれたのですね!
わぁ〜羨ましいです!
木村さん作品はこちらの『風化する女』で初めて読んだのですが
死人の生きた道を辿る旅の描写がしみじみ残る読後感でした。
静かな旅です。ぜひぜひ読まれてみてください♪
木村さんは『イギリス海岸―イーハトーヴ短篇集』がとても好きです。

興味深い記事も教えて下さってありがとうございます!
ゆっくり読ませていただきますね(*^-^*)

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