ひなたでゆるり

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『ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語』ゾラン・ジフコヴィッチ

ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語 (Zoran Zivkovic's Impossible Stories)
ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語
ゾラン・ジフコヴィッチ/山田順子訳/黒田藩プレス
近年大注目の旧ユーゴスラビア・ベオグラード出身の現代作家、ゾラン・ジフコヴィッチ(Živković)による摩訶不思議なストーリーを集めた傑作選。

めくるめく物語の巧妙な仕掛けに酔いました。
タイトルの『不思議な物語』とあるように実に不思議なお話3編が収録されています。

一見シンプルな文章の中に織り成される不思議な味わい。
そこに奇妙で幻想的な要素が加味されて読むほどに味わい深くその深さにどはまりしていくのです。
入れ子式に複雑に入り組んだ物語「ティーショップ」、幻想的世界に迷いこむ「火事」(この結末がまた妙で惹き込まれる)、SFのようなミステリーのような奇妙な味わい「換気口」…ジフコヴィッチの独創世界にすっかり絡め取られ抜け出せなくなってしまい、読み終えてまだ浸っていたくてまた読み返して…を繰り返してしまう。

一番のお気に入りは「ティーショップ」。
カフェが舞台で物語の冒頭はなかなか可愛らしい感じで進むのですけど、だんだんと物語の様相が変化してきてこの物語の行先にドキドキします。
よくよく考えみれば怖いよなぁ、怖いよね。

まだまだ未訳の作品が沢山でもっともっと読みたい。
特に『図書館』という作品に一番興味あり、です。

読了日:2011年5月9日

★黒田藩プレス本書紹介ページ⇒ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語
かりさ | 海外小説 | comments(2) | trackbacks(0) | 

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COMMENTS

Posted by shoko  at 2011/05/11 9:45 AM
はじめまして、かりささん。
読書についてさまよっていて、こちらにまいりました。
ワクワクするような本のラインナップ!
素敵です。

わたくしは、片田舎の市立図書館でパート司書をしています。
読んでない本、読みたい本がありすぎて、途方にくれる日々です。

時々お邪魔して、参考にさせていただきたく存じます。
Posted by かりさ  at 2011/05/12 1:17 AM
★shokoさんへ
shokoさん、はじめまして♪
コメントありがとうございます!とても嬉しいです(*^-^*)
とても嬉しいお言葉をいただけて…励みになります。
ワクワクしてくださることもこんなに嬉しく幸せなことはありません。

shokoさん、司書さんなのですね。わぁ素敵です!
本に囲まれたお仕事羨ましいですが、お仕事となるとなかなか理想通りにはきっといきませんよね。でもさまざまな本と触れて未知な世界も知ることが出来て、本好きにはとても幸せなお仕事ですよね。
世の中にはまだまだ知らない世界があって、未読の本はどんどん増えて、一生のうちにいったいどれだけ本が読めるのか、と思うと本当に途方に暮れてしまいますが、一冊一冊素敵な出会いが出来るといいですね。

またぜひいらしてくださいね。また本のお話しましょうね(*^-^*)
お待ちしています♪

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