2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
壷中の天―鬼籍通覧 椹野 道流 講談社ノベルス 2001-06 by G-Tools |
ゲーセンで死んだ若い女性の遺体が、O医科大学法医学教室に運ばれる途中、警察のワゴン車の中から忽然と消え失せた。「風太がずんこを殺した」「アヒルの足は、赤いか黄色いか?」残されたメッセージは二つ。監察医・伊月崇と伏野ミチルは謎を明かせるか!?絶望のち驚愕ときどき癒し。今回もなかなかに面白かった。というか一番まとも?(笑) 今回で3作目のこのシリーズですが、キャラに魅力があるのはもちろん著者が現役の法医学教室の助手ということで、解剖などの描写はさすがです。オカルトっぽいところもワタシは好き。何故遺体が消えたのか?謎のメッセージの答えとは?ラストに向けて加速していく様はゾクゾクします。気持ち良いくらいにつるつると読めました。 (日記より抜粋)
私はケータイを持ってない。なぜなら、私には友達がいないから。だから毎日空想をして、憧れ続けていたある日。頭の中に鳴り響いた美しいメロディ。それは、同じさみしさを抱えた少年からのSOSだった……。『きみにしか聞こえない-CALLING YOU-』 表題作「きみにしか聞こえない」はグッときてしまい、電車の中では非常に危なかったです。ついホロリときそうでした。「傷-KIZ/KIDS-」も痛々しい話し。「華歌」は少し今までとは趣向の違う作品でした。でもきっとある意味で驚かされます。どれも何かを抱えながら生きていて、それを分かち合える、吐き出せる拠り所がない者たちが登場しています。それを優しい眼差しで見つめる著者の気持ちが全面に溢れています。乾きを潤してくれるそんな作品たちです。 (日記より抜粋)
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