2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
やべー泣きそうだ。泣きかけだ。半泣きだ。ううう、目が熱い−。恋するアイコがガーリッシュに悩んでる間にも世界は大混乱! 殺人鬼はグルグルだし、子供は街で大爆発。魔界天界巻き込んで繰り広げられる物語。
女王が統治する幸福で豊かな楽園。不満も恨みもない世界で起こる空前の殺人事件。女王の塔の中で殺されていたのは…。完全なる密室。そして、完全なる犯罪。誰が、どうやって、何のために…?僕とパートナのロイディは推理を開始する。しかし、住民たちは皆「殺人」の存在さえ認めない。「密室」の謎、「百年」の謎、「女王」の謎、そして「神」の謎。“密室”の扉は、いま開かれる。新世紀=森ミステリィの黄金傑作。
「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。しかし、やりたいことが見つからず、高校を出ても迷走するばかりの僕にとって、彼女を思う時間だけが灯火になった…“未来予報”。ちょっとした金を盗むため、旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、とんでもないものを掴んでしまう“手を握る泥棒の物語”。他2篇を収録いつもの「せつない」と称される雰囲気ではなく、どちらかというと今までの感情の起伏が今回はなし。淡々と痛々しく漂う感覚。一番好きなのは「フィルムの中の少女」。そして「失はれた物語」の重々しさからあとがきへと流れる重さが軽くならず、乙一という作家の叫びをそのまんま聞いたような痛々しさをもって本を閉じました。そこまでカラーを持続させることが氏の意図だとしてもやっぱり痛みを感じずにはいられませんでした。社会に関われば色んな軋轢の中で精神が疲れ、社会から遠ざかって組織に組み込まれないフリーな生活をすればしたで焦燥感や不安との闘い、生きているということは大半が辛いということ。しみじみ感じました。
1979年、NY―。映画編集者デイヴィッドの作業スペースに紛れ込んでいた邪悪で完璧に美しい一本のフィルム。あれは、本物の“スナッフ”!?出演女優アンジェリカと、失踪したもう一人のアンジェリカの行方を追うデイヴィッドが覗いた暗黒の淵とは?
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