2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
アクシデントで夢をあきらめ、傷ついた心を抱え、国語教師としてある高校に赴任したヒロイン清(きよ)。彼女が学校の図書館で出会ったひとりの男の子、垣内君。どこからでも海の見える明るい高校で、瑞々しい物語が始まる…。
やりたくもない仕事をいい加減にこなしている。
だらしない恋愛におざなりに埋もれている。
愛する者を失った「私」は、他人が知れば驚愕する、ある物を持ち歩いている。しかし、それは狂気なのか…。陰影濃く描き上げた喪失と愛の物語。第129回芥川賞候補作。ただただ暗く苦痛。病的ともとれる主人公の行動と胸の内を淡々と描く。愛する人を失ったとき、その愛する人の一部分を所有したい衝動は誰しもとは言わないが、きっとあるのだろうと思う。彼女のそのモノを持ち歩くことで失ったことを認めずにいられる。悲しみを押し殺し、嘘の自分を演じる。主人公の場合それは幼少の時に培われた術だった。
犬捜し専門の仕事を始めたはずなのに、依頼は失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、ふたつはなぜか微妙にクロスして−。いったいこの事件の全体像は? 犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵・紺屋、最初の事件。
倒産寸前の広告代理店に大仕事が舞い込んだ。ところが依頼主はちょっとタチの悪い筋の方で…。気持ち良く笑えて、泣けるユーモア小説。デビュー作『オロロ畑でつかまえて』の続編。続編と聞いて気になる舞台は…ユニバーサル広告社。大好きなあの面々にまた会える!それだけでわくわくです。
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