2012.05.10 Thursday
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読書のコトとちょっぴり日々のコトブログ
4羽のすずめたちが雪の中、食べ物を探していた。その中の1匹、頭の毛がぼさぼさなので「ぼさぼさくん」と呼ばれていたすずめは、貨車の中の麦の山を独り占めしようとするも、貨車の扉を閉められてしまい…。
旅好きの俳優が、映画撮影のために1ヵ月フィンランドに滞在したことをきっかけに書き下ろした、ユーモアと愛情に満ちた旅の記憶。森と湖の美しい国で出会ったシャイで暖かい人たちとの、人情味溢れるエピソードが満載。
私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
研究内容は多岐に亘り、そのどれもが緻密な観察と奔放な思索、および華麗な文章で記されており、文学的価値も高い。だそうだが、ある日彼女から一方的に「研究停止」の宣告を受けてしまう。ようするにフラれたわけだが、一度手をつけた研究を途中で放棄するわけにはいかないと研究を続ける。「彼女はなぜ私のような人間を拒否したのか」この疑問の解明が研究の副次的な目標になったわけである。…だが客観的に見てみよう。研究などと称して元彼女を未練がましく追い回す。これストーカーじゃん。研究とかこつけて思いっきりストーカーじゃん。これがこのまま続いていくのか?果たして最後まで読めるのか?と思いっきり不安の中に放り込まれそうになっていたのである。
我々は二人で頭をつき合わせては、容赦なく膨らみ続ける自分たちの妄想に傷つき続けて幾星霜、すでに満身創痍であった。彼らの自虐的妄想がたまらない。傷ついた心を己の妄想でさらにズタズタにするところなんぞほとんどマゾヒストである。
部長になった新二とエースの連。春高陸上部の仲間たちとのハードな練習の向こうに見据えるのは、この部で、このメンバーで、インターハイに行く、ということ-。陸上青春小説、圧倒的迫力の完結編!
少しずつ陸上経験値を上げる新二と連。才能の残酷さ、勝負の厳しさに出会いながらも強烈に感じる、走ることの楽しさ。意味なんかない。でも走ることが、単純に、尊いのだ。今年いちばんの陸上青春小説、第2巻。
「速くなる」ただそれだけを目指して走る。
白い広い何もない、虚空に向かって…………。
春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した2人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える。「おまえらがマジで競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。
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